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「私はロイに惚れたの」
えっと.......
惚れるとこあったかな？？
「俺は旅人だ
ちゃんと相手を見つけて幸せになってくれ」
俺は旅をやめるつもりはない。
まだ１日だし。
「だから、私も旅をするのよ」
「どうして？？
危険な旅だぞ？」
「もともと帰る場所なんてないし
女一人で生きていくの大変なのよ？
どうせい一人で旅しながらしんどい生活するやら死んだ方がマシよ」
今までしてたのに？？
「だったら好きになった人といたいよ」
わからなくもないけど.......
「俺は弱いんだよ
守ってやれない」
「いい、自分の命は自分で守るから」
.......そういうことぢゃなくて。
「はぁぁ、好きにしろ」
ため息がでる。
でも.......少しうれしい。
「そろそろ行くぞ」
俺は試合なので闘技場へ向かう。
「ちょっ！
ちょっと待ってよ」
レイナが慌ててついてくる。
「ロイはレベル30くらいあるの？？」
「いや、0だけど？？？」
「そんなわけないぢゃん」
「0だから強くなりたいんだよ」
そう言ってスマホを見せた。
レイナは唖然としていた。
「でも.......私はレベル16だけど
金髪のスカイって人レベル30って聞いたよ？」
そうなのか？？
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