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俺はそのまま控え室に入り椅子に座る。
集中だ。
俺は強くならなくてはいけないんだ。
(ロイ選手 ポボロフ選手Bリングへ)
アナウンスが流れた。
決勝戦になると名前に変わるんだ。
俺はリンクへ向かった。
ポボロフと言う選手も俺の後ろを歩いていた。
リンクへ上がりゴングを待つ。
相手は50歳くらいだろうか?
おじさんで筋肉が膨れ上がっている。
そして。。。。。
ゴングがなった。
俺もポボロフもゆっくり近づいた。
相手との睨み合いが続く。
そして相手は腰を落とし脚を振り上げた。
俺もそれには反応していた。身体を半歩ずらして避けた後、回し蹴りをするが相手の右手にガードされる。
ガードされたと思ったら今度はポボロフが殴りかかってきた。
俺は拳を反らしてかわした。
二人して距離をとるため、後ろへ跳んだ。
強いなぁ.......
そしてポボロフは距離があるからととくはずもないのに拳を前につきだした。
「ブハッ」
何をやってるんだ?
と見ていたら、いきなり殴られたような感覚。
「なんだ??」
俺は相手を見るが相手はまださっきの場所を動いていなかった。
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