敵討ちの女性

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どういうことだ?? 俺はなにがおきたのかわからないでいた。 そして、またポボロフは拳を前につきだした。 今度は見極める。 見極めようと見ていたがまた腹部に衝撃が走った。 間違いない。 「衝撃波か?」 「そうだ! 覇道拳と言う」 やはり。 そんな飛び技があるのか。 俺はそんな技を持っていない。 くそっ!! 俺は相手に向かって走り出した。 ポボロフはそれを見てまた覇道拳を突き出す。 それを見た俺は直ぐさまジャンプしてかわした。 かわしたがそれは読まれていた。 ジャンプした空中にポボロフの飛び蹴りを顔に受けてしまった。 地面に転がった俺は直ぐ様立って相手を迎え撃つ体勢をとった。 やばい....... 意識が飛びかけた。 落ち着け。 俺なら勝てる。 自分に言い聞かせて俺は相手に向かって走り出した。 相手も同じく走り出した。 そして、二人して右回転をしながら跳び右手で裏拳を放つ。 裏拳どうしでぶつかった時、何故か辺りには衝撃波みたいなものが走った。 痛いのを我慢してすぐに攻撃をする。 っが全てガードされてしまう。 ポボロフも隙を見て攻撃をするが俺もガードをしている。ダメージを受けないでいた。 勝負がつかない。 俺は我流のため、隙だらけだ。 「おまえ、なかなかやるな」 「それは、どうも」 そう言って俺は飛びかかった。
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