敵討ちの女性

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お互い決めての一撃が決まらない。 ポボロフは、覇道拳と体術を上手く使いながら攻撃をしてくる。 少しづつ削られていく身体。 このままでは確実に負ける。 そして....... なかなか一撃が決まらず、焦った俺は大振りで右手を振り抜いた。 ポボロフは、これを待っていたっといわんばかりに俺の攻撃を綺麗に交わし、好きだらけの俺の頭部に強力な蹴りをはなった。 俺はそれを抵抗することなく頭部にうけた。 ====================================== あれ?? ここはどこだ?? 気がついたら俺は崖の上にいた。 「いつまで、寝てるんだ馬鹿もん」 俺が振り向くとそこには40代くらいの金髪の男がたっていた。 「あなたは??」 俺がその男に問いかけた。 男は驚いていた。 「はぁ?? 今度は打ち所が悪くて記憶がなくなったのか?? だから弱いやつは困る」 そう言って呆れた顔をしていた。 「いいから立てよ もう一度だ」 男はそう言って構えたが....... 俺はどうしたらいいかわからない。 とりあえず言われるがままに立ち男と同じ構えをとる。 そして....... 男の雰囲気がガラリと変わった。
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