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お互い決めての一撃が決まらない。
ポボロフは、覇道拳と体術を上手く使いながら攻撃をしてくる。
少しづつ削られていく身体。
このままでは確実に負ける。
そして.......
なかなか一撃が決まらず、焦った俺は大振りで右手を振り抜いた。
ポボロフは、これを待っていたっといわんばかりに俺の攻撃を綺麗に交わし、好きだらけの俺の頭部に強力な蹴りをはなった。
俺はそれを抵抗することなく頭部にうけた。
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あれ??
ここはどこだ??
気がついたら俺は崖の上にいた。
「いつまで、寝てるんだ馬鹿もん」
俺が振り向くとそこには40代くらいの金髪の男がたっていた。
「あなたは??」
俺がその男に問いかけた。
男は驚いていた。
「はぁ??
今度は打ち所が悪くて記憶がなくなったのか??
だから弱いやつは困る」
そう言って呆れた顔をしていた。
「いいから立てよ
もう一度だ」
男はそう言って構えたが.......
俺はどうしたらいいかわからない。
とりあえず言われるがままに立ち男と同じ構えをとる。
そして.......
男の雰囲気がガラリと変わった。
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