敵討ちの女性

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「ありがとう....... 何をしたんだ??」 「治療だけど??」 聞き方が悪かった。 「どうやったんだ??」 再度聞き直す。 「どうって? 心臓に手を当てて.......こうよ?」 .......。 「能力なのか?」 「多分ね?? 私は基本的に戦闘タイプぢゃないみたい 治癒の力が優れているみたいなの」 そんなのもあるのか?? 「治癒って魔法なのか??」 そういえばゾフィから聞いた。 切断とかの怪我は治るって。 こういう人がいるからか。 「魔法になるのかな?? 私の家族はもともと治癒に優れているから」 そうなのか。 いろんな人種がいろのか....... 「とりあえず、助かった ありがとう」 「ロイの嫁って言ったら入れたからよかったよ 婚約してて」 笑顔で答えるレイナ。 俺は逆に変な汗が流れたらけど。 苦笑いしかできない。 セキュリティ緩すぎない?? 「ロイって本当にレベル低いの?? 強すぎない?」 そう言われても困るんだよなぁ。 強くなりたいのは確かだけど。 そう思いながらスマホを取り出すがレベル00は変わらない。 『ロイさん? 誰かが来ますよ? あなたに敵意があるようです』 ゾフィに言われて俺は警戒心を強めた。 狭い廊下。 隣りにはレイナ。 今襲われるのはまずい.......。 姿を見せたのはポボロフだった。
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