敵討ちの女性

35/53
前へ
/282ページ
次へ
ポボロフは、ゆっくりと俺に近寄ってきた。 「ロイと言ったな? あれはなんだったんだ??」 あれ?? 残像のやつか?? 「俺にもわかりません 無我夢中でやったので」 俺は睨みながら問いに答えた。 しかし....... ポボロフは怒りからか大きな声で俺に怒鳴り付けてきた。 「ふざけるな あんな高度な殺人術簡単にできるか! 気に食わん 次は殺してやる」 ..............。 そういい放ち歩いて行くポボロフ。 「そんなに凄かったのか??」 俺はレイナの顔を見て聞いてみた。 レイナは唖然としていたけど、すぐに笑顔で答えてくれた 「凄かったよ 流石旦那って感じだった」 旦那ってところは謎だが凄い技だったのか。 俺がやったというより。 記憶を無くす前の俺が覚えた技だろうな。 多分俺ではできない。
/282ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加