敵討ちの女性

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俺は一体誰なのだろうか?? 強かったのだろうか?? レベル00なのに。 『考えても仕方ありません あなたはあなたですよ? しっかりと自分の道を進んでください』 いつもゾフィの言葉は心にしみる。 気が楽になる。 「ありがとう」 「なに??」 ボソッと言った俺の言葉にゾフィの声が聞こえないレイナが聞き直してくるが。 「なにもない」 レイナにはゾフィの話しはしていない。 会話する剣ってのが凄いのかはわからないけど、 あまり花さないほうがいいと思ったからだ 試合時間まで自由なので俺達は外で昼食をとることにした。 「ロイって強くなってどうしたいの??」 「そだなぉ、よくわからない」 強さを手にしてどうしたいかなど考えてもなかった。 ただレベルが低いから生きるためにあげないと! って思っていただけだからだ。 「私も負けないから」 互いに刺激し合って強くなるのはいいことだよなぁ?? 「俺も負けないさ」 「私の旦那が私より弱いとか嫌よ??」 なんて話をしながらレストランに入った俺達は、いろいろ話をしたが、互いに笑顔でいれた。 俺はこういう仲間が必要だよなぁっと思う。
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