敵討ちの女性

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「ロイ誰と話してるの??」 「大事な俺の相方だ」 そういって俺はゾフィを見せた。 「剣と話してるの??」 まぁ当たり前の質問だよな! 「そうだ。 この剣は天使剣ゾフィ 剣に魂があり俺はいつも助けてもらっている」 教えてしまった。 「天使剣....... えぇぇぇぇ!!! あの天使剣??」 目を丸くして驚いて見せたレイナ。 「知っているのか?」 「当たり前ぢゃない 最強の剣のひとつだもん」 その割には気づいていなかったようなぁ....... 「見たのはじめて」 そうか、噂は聞くけど実物は見たことがないのか。 『ロイさん 力を取り戻したとしても これから力を手に入れたとしても ロイさんのままでいてください』 当たり前のことを言うゾフィ。 少し悲しそうだ。 「当たり前だ」 そして俺はその場に座り込み集中しはじめた。 『もっと気を納めてください 気をコントロールするのです できるはずです』 ゾフィに言われてやってみるが簡単ではなかった。 すぐに強くなれるわけでもなく試合の時間になってしまった。、
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