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「どうした?立てよ」
俺の言葉に震えているルータ。
「さっきまでの奴ぢゃないな」
何を言ってんだ??
「ふっおもしろい」
そう言ってルータの姿が消えた。
一瞬で俺の後ろに回り込んだのだ。
.......が.......今の俺にはその動きは遅く見えていた。
俺はすぐさまジャンプしだ。
ルータは俺が跳んだことにすら気が付かず蹴りを放っていた。
そして俺はルータ目掛けて上空からカカト落とを入れた。
カカト落としとかそんな優しいものぢゃぁない。
頭から蚊を潰すかのようにふんずけたのだ。
そのまま俺の脚は地面にに食い込み俺の脚を中心にまるで津波のように地面が盛り上がった。
そして爆発。
辺り一面の地面が粉砕した。
下から上へ地面が爆風で盛り上がった。
しばらく砂埃で視界が悪くなっていた。
全ての試合は止まっていた。
いや.......
むしろこの威力に巻き込まれ吹っ飛ばされていた。
砂埃が晴れた時には、俺しかその場にはいなかったのだ。
静まりかえった闘技場。
俺の記憶に残っているのはここまでだった。
そのまま俺は倒れて気が付けばベットの上にいたのだった。
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