世界をみる日

6/30
前へ
/282ページ
次へ
「グループ組んで闘えば経験値は共有するのよ? 知ってるわよね」 「そうなのかぁ」 だって知らないし。 初めて聞いたし....... 「だから私とグループ組もうよ」 いきなりなのか前から思っていたのか、いきなりの提案だったが、特に断る理由もなかったからOKしたけど.............. 「おい!このグループ名はなんだ」 ちょっと怒りながら言う。 「何が??」 悪びれることもなくレイナは何に怒っているのかわかっていない。 グループ名 新婚夫婦 絶対馬鹿だ。 わざとなのか?? 馬鹿すぎる。 「こんなグループ名恥ずかしいだろ」 「照れてるのぉ?? そう言うところも好き」 笑顔で返事をするレイナに俺は呆れて何も言えなくなった。 グループ名 ラビアンローズ 俺達のグループの名前が決まった。 やっとレイナが折れたのだ。 6時間程歩くと小さな街が見えてきた。 「今日はあそこで泊まろうか」 そう言って街に入ったけど....... 「誰もいないねぇぇ」 レイナの言うとうり誰も居ないのだ。 でも気配はする。 そんな時、声がきこえた。
/282ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加