芸術家

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「マスター、ありすちゃん、どうなってますか?」 「ほら…!」 そこには花弁とモノの複製で造られた異質な花があった(蘭の種類だろうか?) 屹立するめしべは誰かの複製、花びら部分は明らかに何人かの花弁の複製を薄く…色彩は濃いめにして表現している。 「ぴよちゃんはパーツをコラージュして、女性のカタチにしたの」 「私が…絵に入り込んでる…」 「そうだ、あんたは絵になりたい・入りたいんだったそうだな? ちょっとノジさん頑張ったんだ」 官能的な、美しい女性はぴよちゃんのバストやヒップや…全身のパーツを数百という数に分解して違和感無くまとめてあった。
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