消失の魔装士(2)幻魔編

第零章 はじめに

・池神タクト……風を自在に操る謎の高校生。
世界の秘密を知っているような素振りを見せ、ライラを『導きの光』と呼び、その動向を追っている。
口癖は『面倒臭え』。

・保坂……帝山高校魔装学科一年の担任教師。
その正体はメラル級クリーチャー。
しかし当の保坂自体はそれを否定しており、実際のところその存在は謎に包まれている。
ライラを狙っており、咲とも因縁がある。

・影宮恭介……優斗と咲の父親。
クリーチャー研究の第一人者。
世界の秘密を知っているような素振りを見せ、ナナシやドクターとも面識がある模様。何かと謎の多い人物。
優斗曰く息子より妻を溺愛している。

・ドクター……本名、年齢、あらゆる全てが不詳の医者。
医師免許すら有しているのかは定かではないが、その卓越した腕だけは一級品。
優斗達と共に新東京へも同行している。

・遠山卯月……明日花の母親。
体を触っただけで相手の身体情報を言い当てる特技を持つが無能力者。
恭介とは大学時代の同期。
明日花は二人の過去に何か隠したい事実があると睨んでいるが、真相は不明。