第4章   星と謎 古びた館

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――(星桜。ここが館の入り口だ) 鍵を開けた瞬間、星桜は夢に出てきたパパを思い出す。 ――(中は少し暗い。部屋の中は特にな。だから懐中電灯はこう使うんだ) 館の中から温かさを感じる。 ――(怖がることはない。星桜とママを……パパが見守っているから) 星桜の中にはもう怖いという気持ちはなくなっていた。
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