甘いのくださいっ！

花見だんご

「マジかよ。そりゃ、悪い事したな。」

「分かって貰えれば…良いです。私も手出してごめんなさい。」

「よしっ、じゃぁ、こうしよう。お詫びって事で俺が責任とってやる。なっ？こうなりゃ、本当に俺と付き合え、俺がお前の初カレになってやる！」

「はあ？なんなんですか？さっきから勝手な事ばかり言って。別に私は責任なんて取っていりません！」

「お前さぁ、折角の人の好意にケチつけやがって、
大体、ちゃんと、俺見てみろよ。」

「見ろって？」

「ほらっ」

と、ベンチから立ち上がり私の目の前に立つ彼をじっくりと見るとーーーー

うっ……

か、か、カッコいい。