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ショースペースに入ると、すぐに、演出部のチームに合流した。
今あるショーが終われば、すぐに新しいショーが始まる。
ショーの内容には連続性はなく、乾徹が創り上げる新たな世界観のショーがスタートする。
脚本も演出も主役となるダンサーも常にリニューアルされ、同じものは二度と演じない。
それが、演出家、乾徹の舞台。
ショースペース(SS)という世界で第一線を走り続けるエンターテイメントカンパニーの姿だった。
”ショースペース”が、”進化し続けるショー”で在り続ける限り、欠伸をする暇は此処には無い。
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