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キスに溺れた吐息を吐き、薄いカーデガンを脱ぎ捨てて、熱を纏うレオタードの内側へと俺の手をいざなった。 耐え切れずといった素振りで「好き」と彼女はつぶやく。 だが、どこか一人高ぶる女を冷めた目で見てる自分がいる。 ああまたか。そう思った。 この世界はジャングルと同じ、弱肉強食だ。 したたかに生きなければ生きられない。この世界で生きるには、上へと目指すには、若さと美しさを上手に使うしかない。 若くてやり手だと噂されて入った俺をどう手駒に加えるか、作戦を練るのは当然だろう。 半裸の彼女の手が、俺の気持ちを探るように、硬いジーンズの上に触れる。 最初は、ふとももから、細い指先が徐々にさらなる刺激的な場所へと進んでいく。
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