第2章

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【や、本物だよ??実際に君の心の中の声がわかるしね。】 確かにそうだ。 『なるほど、………あー。私は、あの二人に巻き込まれとして殺られたんですね。』 あ、怒り通り越して呆れ始めてます。何なんだあの二人。 【いま、あの二人は剣と魔法のセカイである“ラトス”に転生したんだ。】 ふぅん、王道ですね。わかります。 【えっとね、優木さんは勇者として。もう一人の弥生さんは、それなりにとして…ね。】 へぇー。私もそこに行く事になるのですか? 【あ、はい。そのとおりです。】 あ、何気に心読まれてしまった。 『なるほど。……いくつかお願いできますか?』 このままで行ったら、一瞬で死んでしまいますからね。それはぜひとも避けておきたい。 【貴方と弥生さんは、私の不注意で殺してしまったので、7つお願いを聞きますよ?】 ラッキー7ですか? 【はい。】 あ、やっぱりそうなんだ。 ………うーん。弥生さんは何をお願いしたんですか?
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