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まああの先生には何かと縁がある。
俺が中学校の時の3年間全て担任は竜崎先生だ。そしてこの海浜高校に進学した時にはなぜか先生もここにいた。しかも担任…かといって別に嫌いでもなくあんな態度だがそこら辺の教師と生徒以上の絆はあると思う。
「おっと…着いたな。」
3年B組、ここが俺のクラスだ
「ちーす」
俺は扉を開け自分の席へと向かう。
すると180cmはある身長と大きなガタイ、パッと見チンピラのように見える男が話しかけて来た。
「よ!光太郎、今日もだるそうだな」
こいつは俺の数少ない友達の1人、小金シュン。高校入りたて頃、馴染めずにいた俺に話しかけてそれ以来ずっと一緒に高校生活を送っている。
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