漸く最終決戦

44/109
前へ
/529ページ
次へ
「はあああぁぁぁーーーっ!!」 ガタック・ライダーフォームに変身した柊はそう言いながら、両手に握ったガタックダブルカリバーでタイガーオルフェノクに斬りかかる。 「フッ・・・」 ガキィィィンッ!! が、タイガーオルフェノクは両腕の鉤爪で柊のガタックダブルカリバーを受け止め、 「ハッ!!」 「!?」 ドカァァァンッ!! 右足で柊の腹・・・最初の不意討ちの時に負わせた傷痕がある所を思いきり蹴り飛ばす。 「がはぁっ!?」 「はぁっ!!」 「!?」 ズドドドドドドドッ!! 蹴り飛ばした柊に対し、タイガーオルフェノクは右手の掌から七弾の光弾を放ってくる。 ズガガガガガガガァンッ!! 「ガッ・・・はぁ・・・」 ガクッ!! 七弾の光弾を食らい、柊は思わず片膝を着く。 「おいおい・・・さっきまでの威勢はどうした?・・・オラァッ!!」 「!?」 ドカァァァンッ!! そんな柊に対し、タイガーオルフェノクはそう言いながら歩み寄り、柊の顎を蹴り上げた。
/529ページ

最初のコメントを投稿しよう!

240人が本棚に入れています
本棚に追加