漸く最終決戦

55/109
前へ
/529ページ
次へ
「行くぜ。黒原・・・」 “ハイパークロックアップ”を発動した後、柊はそう言いながらハイパーゼクターのホーンを下げ、ガタックゼクターのボタンを順序よく押す。 『Maximum Rider Power』 『One Two Three』 バチバチッ!! すると、ハイパーゼクターとガタックゼクターから電気がガタックのホーンに流れ込み、溜まっていく。 「うん!!」 彩夏はそう言いながら、フラッシュブラスターにコードを入力する。 5532 ENTER 『Flash Pointer Exceed Charge』 するとその瞬間、フラッシュポインターが起動し、全方位からポイントがタイガーオルフェノクを捉え、拘束する。 「“ハイパーキック”!!」 『Rider Kick』 「“アクセルブラスタースカーレットスマッシュ”!!」 ズガァァァンッ×2!! 次の瞬間、柊と彩夏は同時に“ハイパーキック”とフラッシュ・アクセルブラスターフォームの必殺技、“アクセルブラスタースカーレットスマッシュ”をタイガーオルフェノクに食らわせる。 『THREE』 『TWO』 『ONE』 『TIME OVER』 『Hyper Clock Over』 ボォォォ・・・ッ!! そして、“ハイパークロックアップ”が解除された次の瞬間、タイガーオルフェノクにファイズのものと酷似したフラッシュの紋章が浮かび、青い炎を上げながら灰となって、消滅した。
/529ページ

最初のコメントを投稿しよう!

240人が本棚に入れています
本棚に追加