240人が本棚に入れています
本棚に追加
「「・・・」」
パァァァ
タイガーオルフェノクを倒した後、彩夏と柊は互いに同時に変身を解き、元の姿に戻る。
「柊君。さっきのことなんだけど」
「待て。黒原。いや、彩夏。悪いけど、俺の方から先に言わせてくれ。」
変身を解いた後、そう言う彩夏の言葉を遮りながら、柊は彩夏の方を向く。
「知り合ってからそんなに日も経ってないし、この状況でこんなこと、言うのはバカなんだろうけど・・・俺はおまえのことが好きだ・・・だから、俺と付き合ってくれないか・・・」
次の瞬間、柊は真剣な表情でそう告白する。
「・・・」
そんな柊からの告白を受け、思わず固まってしまう彩夏に対し、何体かのライオトルーパーやモールイマジンが光弾や雷を放とうとする。
「マスター達の邪魔は・・・」
「させないンだよォ!!」
ズバババババババババババババババァンッ!!
「「「ぐわあああぁぁぁっ!?」」」
「「「グオオオォォォッ!?」」」
ドッカァァァンッ!!
が、いつの間にか人化していた柊の魔武器であるセイバーと、桔梗がそう言いながら斬り伏せる。
「・・・ズルいよ。柊君・・・私の方から告白しようと思ってたのに・・・」
「彩夏・・・」
チュッ!!
「!?」
その時、彩夏は柊にキスする。
「柊君・・・いや、秀介・・・私も秀介のことが好き・・・大好き!!」
「彩夏・・・」
「こんな私だけど、これからよろしくね。」
「・・・あぁ!!」
「まさか、この戦争中に両想いになるとはね。」
「だね。っていうかカノンもだけど、うち(リンクス作)のキャラって他作品のキャラとくっつく人、意外と多いよね。」
ズバァァァンッ!!
「「グオオオォォォッ!?」」
晴れて恋人同士になった彩夏と柊を見ながら、カノンとリサはそう話しながら、クアンタと実体剣でサナギ体ワームを斬り伏せる。
その後、彩夏と柊は再びフラッシュとガタックに変身し、互いを援護し合うように戦闘を再開した。
最初のコメントを投稿しよう!