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「ぐはぁぁぁっ!?」
「シルバ先生!!」
「“ダークプレス”。」
「「「!?」」」
ズシィィィンッ!!
シルバの右肩を“ダークレイ”で貫いた後、ブッソはそう言いながら“闇の重力”を発生させる。
「がっ・・・はぁ・・・」
「フフフ・・・勇者も『守護者』も元魔王も『真の魔王』として『世界を掌握した』私の前には膝まづき、服従するしかない・・・」
「くっ・・・くそが・・・」
不敵な笑みを浮かべながら、ブッソがそう言うなか、一也は苦い表情でそう言いながら、ブッソが発生させた“闇の重力”に押し潰されそうになりながらもなんとか立ち上がる。
「フフフ・・・諦めろ。脆弱な勇者よ。貴様には私は止められん・・・」
「うるせぇよ・・・ここに来る直前、俺はダチと約束したんだよ・・・絶対にてめぇを倒すってな・・・」
「ならば、今、楽にしてやろう・・・『暗黒の闇よ。滅亡をもたらす漆黒の光となり、我に害なすもの全てを討ち滅ぼし、永久の眠りを与えよ。』」
ブッソはそう言いながら奪った魔力を練りながら、闇の最上級魔法の詠唱を始める。
「諦めてたまるかよ・・・こんな所で・・・俺は・・・」
「“ダークメテオブレイカー”!!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!!
次の瞬間、ブッソは超極太の闇のレーザービーム、闇の最上級魔法、“ダークメテオブレイカー”を放ってくる。
「護りてぇもんもあるんだよ!!!」
恋人であるアインやここに来るまでに別れた仲間達のことを思いながら、一也がそう叫ぶなか、ブッソの悪意が込められた超極太の闇のレーザーが迫ってくる。
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