漸く最終決戦

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パァァァンッ!! 「「「!?」」」 が、ブッソの“ダークメテオブレイカー”は『何か』に弾かれ、霧散する。 「「「!?」」」 「・・・」 ビュオオオ・・・ッ!! 次の瞬間、一也の身体からブッソの“ダークメテオブレイカー”を弾いた『何か』、銀が混ざった空色の風・・・魔力ではない、本来ならこの世界には存在しない“力”、NSの風が吹き荒れる。 「あれは・・・」 「勇者として覚醒した“力”か?」 「ふぅ・・・」 「な、なんだ!?その“力”は!!?」 一也の身体から吹き荒れるNSの風を見て、リリアスとシルバが首を傾げながらそう言うなか、覚醒した自身のNSでブッソが発生させた“闇の重力”を打ち消し、立ち上がった一也に対し、ブッソは困惑しながらそう尋ねる。 「知るかよ。俺も今、初知りなんだから。」 「ちぃっ!!」 ドカァァァンッ!! ブッソは舌打ちしながら、先程まで一也達を苦しめた“衝撃波”を放ってくる。 「・・・」ブンッ!! ドカァァァンッ!! が、一也は自身の魔武器の西洋剣、セイバーを振るい、その剣圧でブッソの“衝撃波”を打ち消した。
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