漸く最終決戦

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「・・・卍!!解!!」 ズオオオォォォーーーッ!! 「「「!?」」」 一輝が五月時雨の切っ先を四天王達に突きつけ、構えながらそう言った瞬間、一輝が光のオーラに包み込まれる。 パキィィィンッ!! 「流氷五月時雨!!」 次の瞬間、五月時雨は氷のように透き通った刀身、氷の結晶のような鍔、柄が白銀の日本刀に変わる。 「!?刀の姿が変わっ」 「“雹牙天衝”!!」 「なっ!?」 ズバァァァンッ!!パキィィィンッ!! ペルセウスゾディアーツの言葉の最中、一輝は“雹牙天衝”を放ち、ペルセウスゾディアーツの身体を凍りつかせ、身動きを封じる。 その直後、一輝は前作で和也から渡された天鎖斬月を取り出し、 「“月牙雹牙双天衝”!!!」 ズバアアアァァァンッ!! 「ぐはあああぁぁぁっ!?」 “月牙雹牙双天衝”を食らわせて、ペルセウスゾディアーツを吹き飛ばす。 「「デオチ!!」」 「はぁっ!!」 「「!?」」 シュパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパッ!! 吹き飛ばされたペルセウスゾディアーツにそう声をかける黒グレムリンとビーストドーパントに対し、春美がそう言いながらハートキーパーで三十弾の“ブリザードアロー”を放ってきた。
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