漸く最終決戦

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「さてと・・・」 四天王達を撃破した後、一輝はそう言いながら四天王達に近づく。 「答えてもらうぞ。死んだおまえ達三人を生き返らせて、ガイアメモリやゾディアーツスィッチを渡した『あの組織』ってのは何だ?そいつらは何を企んでいる?」 「うっ・・・それ」 パシュッ!! 「はっ!?」ガクッ!! 「「「!?」」」 その時、何処からか、放たれた銃弾がグレムリンの頭を撃ち抜き、 パシュパシュッ!! 「がっ!?」ガクッ!! 「ぎっ!?」ガクッ!! 続いて放たれた銃弾はデオチとマッソーの頭を撃ち抜く。 「狙撃!?」 「何処から!?」 「・・・そこっ!!」 シュパァンッ!! 突然の狙撃に一輝とひかるがそう言うなか、春美はそう言いながら、誰もいない虚空に向けて、“ブリザードアロー”を放つ。 ガキィィィンッ!! すると、誰もいない筈の虚空で“ブリザードアロー”は『何か』に弾かれる。 ブ・・・ゥゥン・・・ッ!! 「「「!?」」」 「・・・」 次の瞬間、“ブリザードアロー”が弾かれた空間に弾いた『何か』・・・ライフルを持ち、ボロボロのギリーマントを着て、赤いレンズの骸骨のようなゴーグルで顔を覆った男が現れた。
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