第1章

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*** 今は文化祭の真っ最中。 友達に連れられて、体育館のイベントを楽しんでいる。 「優ーこの後、告白大会だって!!告白されたい!!彼氏欲しい~」 隣で次のイベントに興奮する私の友達。 「おもしろそうだね。まぁ、私には縁のない話だけど。」 「とかいって優はかわいいんだからそこら辺の男はほっとかないよー。」 「んー、ありがとうとだけ言っておこう。」 そんな話で盛り上がる私たち。 「優のお兄ちゃんとかめっちゃカッコいいじゃん。先輩から聞いたんだけど、去年このイベントで何人もの女の人に告白されたらしいよ。」 お兄ちゃん…。さすが、顔だけ男…。
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