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授業中の、窓からみる、景色はいつみても飽きない。季節が変わるごとに色々な景色が楽しめる。
前を向けば、黒い板に白いチョークで、自分には興味のないことをひたすら、書き続けているメガネの先生。
先生「ここ、テストに出るぞ~。」
これから、社会に出て何のためになるのか、わからないよーなやつを、何で学校はテストに出すのかわからない。
そんなことより、社会に出てどーやったら、上司や先輩に好かれるのかを教えてくれるほーがよっぽどこれからのためになるよーな気がするのに。
そんなことを思っている、健二だった。
健二は、高校3年生。
約1ヶ月前に小さな町工場に就職が決まっている
就職内定が決まっている1人だ。
別に、そこに特別働きたかった訳でもなく、なんとなく受けたら内定をもらったという感じだ。
内定を貰ったときは、素直に喜んだ。
親も喜んでくれた。が、周りの皆は、自分の将来のこともちゃんと考えている。
学歴社会のため、大学に行くやつ。
大手の企業の内定をもらうため、必死に面接などの練習をするやつ。適当に、進路を決めているのは、自分だけのよーな気がしていてモヤモヤするよーになった。後悔はしていないが、少し不安になる。
キーンコーンカーンコーン。
そんなことを考えていると、4時間目の授業がおわった。
俊太「パン買いに行こー。」
そーいってきたのは、幼馴染みの荒川俊太。
昔からの腐れ縁みたいなものだ。男の俺からみてもイケてるメンズってやつです。少しは、分けてほしいくらいだ。
で、購買に行く途中
俊太「いつの間にか、秋だな。紅葉も紅くなってきてる。」
健二「明日で、11月だしな。」
渡り西門の紅葉の葉が紅みが増してきている。
俊太「この、学校の都市伝説おしえてやろっか。」
健二「いらない。ただで、さえ肌寒いのに。そーゆーのあんまり好きじゃないの知ってるだろ。」
俊太「そっち係じゃねーよ。」
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