好きです。

第1章

健二｢お前な～。ホントにしつこい。たしかに、美咲のことは好きだけど、今さら告白なんてむり。｣
　ちなみに、美咲とは、中学のときに、知り合った。中学で引っ越して来た。
母さんと美咲のお母さんが友達で、よく家族で家に遊びに来ていて、いつの間にか、美咲ともよく遊ぶよーになった。
最初は恋心とかは、全くなかったが時間が経つにつれて、美咲のことが好きになった。中学の卒業式の時に告白しよーと思ったが、高校も同じたがらって理由で辞めた。まーホントは、フラレるのが怖かったのが一番の理由だ。
フラレて気まずくなって友達じゃなくなったらと思うだけで、吐き気がする。
だったら、ずっと友達でいーと思っている。女子みたいと思うかもしれないが、俺にとっては大事なことなのだ。
まぁー俊太みたいな、肉食系男子にはとーてい理解出来ないよな。
俊太は、今の彼女は、1コ上。
高校生の俺らからみたら、1コ上でも、社会人はかなり大人にみえる。
俊太は、恋愛に関していえば、おれよりも1コも2コも上にいる。