第1章

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奏「ねーこんな、噂しってる。11月1日に西門の紅葉の木の下で告白すると、絶対成功するんだって。明日は、西門に人がいっぱいだね。」 美咲「明日は、女子にとっては、男子のバレンタインと同じ気持ちだろーなー。」 俊太「えっ11月1日なの。」 奏「うん。ホントは、2月14日のバレンタインにちなんで、11月14日だったんだけど、待ちきれなくて段々日にちがはやまって11月1日になったの。色々噂があるけど、これが、一番リアルな情報かな。」 明日かー。14日まで待てよ。男子はドキドキ、そわそわしてても待ってるってゆーのに。 キーンコーンカーンコーン。 5時間目の授業が始まる5分前のチャイムが鳴り響いた。 美咲「私たち、帰りに塾行くから、待たずに先に帰ってもいーから。」 俊太「大学受験生は大変だな。」 健二「わかった。頑張れよ。」 それぞれ、教室に帰っていった。
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