第1章

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あれ?あの子・・・。 悠斗は、思わず振り返った。 長い髪をサラサラと揺らして、犬を連れて走っていく後ろ姿。 細くて小さくて、悠斗の好きなタイプだ。 ただ、顔が知っている奴にそっくりだった。 「あいつ、兄妹いたっけ?双子?」 走り去る後ろ姿を、首を傾げながら見つめていた。 「めっちゃ光輝に似てたな」
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