溢れる思い

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 「ンッ……」  唇が隙間なく合わせられた。  あぁ……秀一さんの唇だ……  額にしか最近は感じることの出来なかったそれを唇に感じ、懐かしく愛しい感触に美姫はうっとりと酔いしれる。  夜風に晒されて冷え切ったお互いの熱を高めるように、角度を変えて秀一の唇が何度も重ねられ、熱の高まりと共に次第に小鳥が啄むような口づけへと変化していく。  「……ッハァッ…」
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