莉李&陽次 温泉旅行編

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【陽次】 「っ痛ぇよ!離せっ!クソっ!」 寝起きの悪ぃ悪魔二人をでけぇ声で起こしたら、のそっと起き上がったと思ったら勢い良く飛んで来やがった! 首に腕を回されホールドされたうえに、グリグリと頭に拳が廻される。 『こうなるの分かってて起こしたんだよな?あっ?陽次。』 首をホールドしながら亜紀さんが言った。 『俺等をあんな起こし方したらどうなるかお前良く知ってるはずだよな?』 頭をグリグリしながら浬さんが言った。 「ってぇよ!離しやがれっ!莉李!助けてっ!」 と、莉李が居た方へ手を差し伸べて助けを求めてみたが…。 テーブルの端の所へ移動して座っていた莉李はお茶を啜って飲んでいた…。 『…頑張れ…陽次。』 …莉李ちゃん…お助けマンは? 以前に登場してくれたはずのお助けマン莉李は今回は発動してくれないらしい。 ギャーギャーと三人で騒いでいたら。
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