第1章

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文化祭の前夜祭♪ 「莉歩。ピアノだいじょぶ?」 と、親友のエリが聞いてくる。 「ん。バッチし!」 「さっすがー。で、綺羅様とはどーなの?」 「はぁ?綺羅?」 「綺羅様さ、普通に話すの莉歩だけじゃん!」 「そーかな?」 「うんうん!合唱のジンクス起きるんじゃないの?」 「起きないからー。」 話していたら 「おいっ莉歩!」 振りかえると綺羅がいた。 「綺羅じゃん。どーした?」 「最後のあわせしないか?」 「いいよ。じゃ、音楽室いく?」 「音楽室空いてない。だから、俺んちでれんしゅうしよ。」 「綺羅の家?」 「あぁ。」 「フフ。二人とも良い感じだからおじゃまむしは退散するね!バイバーイ」 と、エリはたちさてしまった。 「はぁー。エリってば…」 「俺ら、いい感じだったのか?」 「さぁ…。あっそれより!!綺羅の家行こ!!練習したい!!」 「わりぃ。用事思い出した…。明日の朝音楽室で待ってて。じゃ!」 と、手を振りながらいってしまった…。 しゃーない。 少し体育館のピアノ使お~ 一人で寂しく体育館に行きピアノを演奏し始める。 やっぱ、綺羅がいないとダメだ… うまくいかない… 私は、そんなことを思いながら家に帰った。
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