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文化祭の前夜祭♪
「莉歩。ピアノだいじょぶ?」
と、親友のエリが聞いてくる。
「ん。バッチし!」
「さっすがー。で、綺羅様とはどーなの?」
「はぁ?綺羅?」
「綺羅様さ、普通に話すの莉歩だけじゃん!」
「そーかな?」
「うんうん!合唱のジンクス起きるんじゃないの?」
「起きないからー。」
話していたら
「おいっ莉歩!」
振りかえると綺羅がいた。
「綺羅じゃん。どーした?」
「最後のあわせしないか?」
「いいよ。じゃ、音楽室いく?」
「音楽室空いてない。だから、俺んちでれんしゅうしよ。」
「綺羅の家?」
「あぁ。」
「フフ。二人とも良い感じだからおじゃまむしは退散するね!バイバーイ」
と、エリはたちさてしまった。
「はぁー。エリってば…」
「俺ら、いい感じだったのか?」
「さぁ…。あっそれより!!綺羅の家行こ!!練習したい!!」
「わりぃ。用事思い出した…。明日の朝音楽室で待ってて。じゃ!」
と、手を振りながらいってしまった…。
しゃーない。
少し体育館のピアノ使お~
一人で寂しく体育館に行きピアノを演奏し始める。
やっぱ、綺羅がいないとダメだ…
うまくいかない…
私は、そんなことを思いながら家に帰った。
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