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「ふーっ、この展開いいわぁ…」
宇奈月紫苑は教室で(ぼっちで)読書をしていた。
入学式当日から風邪を引き、3日後学校に行くとグループは完成済み。
昔からコミュ障なので、今更入れてくれなんて言えず、ぼっちライフを満喫(?)していたのだった。
まぁ、文学少女に見えるが、カバーの中はばりばり同人誌なので友達を作るどころか、引かれるだけだろう。
ふと、次のページを捲ると主人公たちが屋上にいるシーンだった。
屋上…?
そういえば、この学校は昼休みの間だけ屋上を開放しているんだった。
「なんか気になる…」
それなら善は急げ(?)だ。
屋上へと歩を進めた。
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