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「あっははははー、それにしてもコントみたいだったな」
テーブルをバンバン叩きながら大笑いしているのは見延だ。
「優子、本当にごめん」
「いいよ、いいよ、まどかちゃん気にしないで」
私達はその後、行きつけの焼き鳥屋で同期会をしている。
笑い過ぎて涙が出たのか、おしぼりで目元を拭いている見延
「小堀さんが来た時の高峰の慌てようったらさー」
そう言ってまた大笑いして、おしぼりで顔を拭き始めた。見延よ、おっさんクサイぞ!!
「小堀さんが去った後の、あの絶望的な顔ときたら」
もう見延は笑い過ぎて声も出ないくらいだ。私の顔の何がそんなに楽しいのか。
「はぁー気まずいな。小堀さんに聞こえちゃったかな。でもまぁいっかー。」
「いいんかい!!」
「それにしてもファンクラブがある程人気なんて意外だわ」
見延のツッコミは無視して話を進める。
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