第1章

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「うーん、引きずってなんかないけど、次お付き合い出来るなら、仕事に関係しない人が良いなって思ってる。」 「どんなに良い人がいても? どんなに好きって言われても?」 まっすぐ私を見つめて、声低く、真剣な表情をした見延 見延珍しくおちゃらけて無いじゃないか。真剣に考えてくれてるんだね。同期ってありがたい。 「そうだね。まず、社内ってだけで好きにはなれなそ…う、かな?」 あまりに見延が見つめてくるから、話の終わりが曖昧になってしまった。 「そっか」 コーラを飲み干し、なんこつをつまみ始めた。 … … ……
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