第1章

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それからは他愛もない話をして、気付けば23時を過ぎようとしていた頃 「そろそろ帰ろうかしら。お肌に悪そうだし」 お肌かい。私はそんな事は考えていなかったさ。さすがまどかちゃん。 「最近パックしても乾燥するのよね。」 パックなんてしてたのか。女子力見習います。 そんな美を意識したまどかちゃんの発言により、楽しかった同期会もお開きに。会計も済ませてお店を出ると、外は小雨が降っていた。 「げーーー。降ってきやがったな」 「折りたたみ傘持ってきておいて良かったわ」 「あ、俺もー。ん?高峰は?」 「嫌ぁ~。また折りたたみ忘れた」
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