第1章

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「小堀くんをよろしくね」 げげげ… 小堀(こほり)さんとは私の担当営業マンで、特徴は無表情 とにかく何を言っても表情を変える事なく淡々としているのが印象的な人 表情が無いので時に冷たく感じ、私は苦手なのだ 「そんな顔しないのー。」 笑いながら篠原さんが言う。 「小堀くんあんな風に見えても実は優しくて面白いのよ。 …てか、あはははは高峰さん顔が」 優しい? 面白い?? あれが??? それにしても篠原さん笑いすぎですよー。 あの無表情男に優しいとか面白いとか言えるなんて、私の顔も歪んでしまいますよー。 「まぁゆっくり小堀くんと打ち解けあってさー。あぁ!!!見延くんもよろしくね!忘れてたー」 見延、存在薄いぞ。
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