彼女登場

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…………………………………………………… なにもおきない おきることがなかった とくに変わったとこもなくただの手紙だったようだ 手紙の中に1枚の紙が入っていた、 ん、これは、 手紙の中の1枚の紙には黒字でこう書いてあった 「君の勇敢なる勇気をたたえます 2年A組の教卓に来てください まってます」 2年A組? 僕のクラスではないか そこに行けば こんな嫌がらせした奴がわかるわけか 行くしかないな! 僕の心には まだこれがラブレターではないかと 甘い期待をしている 先程まで、死ぬ、死なない、で悩んでいた僕なのに ラブレターという可能性があるとしったらこのざまだ 自分でも呆れている 僕の中では、ラブレターと命は同等なのかもしれないな これじゃ、命を軽くみているって言われてしかたがない そんなことを考えながら早足で階段を昇り 50m走をするかのように本気で廊下を走り、急いで向かった もうすでに時間は6時になっているのを廊下にある時計で確認した 僕は下駄箱の前に1時間以上も立っていたのかと感心しつつ 廊下を走り続けた 、 、、 、、、 やっとのおもいで 息を切らし 2年A組の前の教室に立った ここか、、 僕のクラスに 手紙の差出人がいるのだと思うと いろんな気持ちが入り交じってしまう 考えても仕方ない この先に行けばわかるのだから 僕は手紙をあけるかのように 教室の戸をそっとあけた。
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