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『概要』
最早説明不要というべきか。ランドクルーザーと並ぶ日本で最も知られた四輪駆動車である。
パジェロは市販車無改造部門を含むパリ・ダカールラリーに数多く参戦し、優勝を含む好成績を残したことで、EU、アフリカ、中東での知名度も高い。
其れゆえに三菱自動車のイメージリーダを長く務めた四輪駆動自動車である。
当代モデルは先代から続くラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディ(モノコックボディに前後貫通したラダーフレームを溶接したモノ)を採用。これによりボディとフレームが独立して存在するモデルよりも不快な振動が軽減され、静粛性が向上し、乗り心地も向上している。それに加えて軽量化のために、エンジン回りにはアルミを採用している。
全車に走行中でもトランスファーレバーでスムーズな切換が可能な4WDシステム「スーパーセレクト4WD II」を採用。後輪駆動から前後駆動力配分デフォルトで33:67から50:50まで設定可能で、走行安定性と旋回性を高い次元で可能としている。さらに直結4輪駆動にもできる。
また、滑りやすい路面や、緊急回避時の急なハンドル操作による車両の不安定な動きや車輪のスリップをブレーキを独立して作動させることで抑制して安定走行を支えるアクティブスタビリティコントロールと、雪道やぬかるみなどでの発進時や、急勾配での登坂・降坂時に駆動輪のスリップを感知すると、そのタイヤにブレーキをかけるとともに、スロットル部分の電子コントロールによりエンジンの出力を最適に制御するアクティブトラクションコントロールを組み合わせたアクティブスタビリティ&トラクションコントロールを搭載している。
しかし、新しい安全基準の採用を見送ることを決め、2019年度をもって国内製造を終了、以降は海外のみでの販売になったが2021年をもって生産は終了。パジェロの製造を続けた岐阜県坂祝町にある『パジェロ製造』も工場を閉鎖、その工場は王子製紙へと売却された。
『本編概要』
元々は税金滞納者の差押え品。実用的なカスタムが施されている以外は走行距離も少ない良個体だった。
扶桑のランドクルーザー同様に悪路での追跡担当。
高い走破性と運転をカバーしてくれる機能に伊勢はご満悦のようだ。
『DATE』
寸法…長4900×高1870(ルーフレール装着)×幅1875(mm)
車重…2,290(kg)
エンジン…4M41型直列四気筒DOHC16バルブインタークーラーターボディーゼルエンジン(3200 cc)
ボディタイプ…5ドアステーションワゴン
塗装…シルバー
駆動…4WD(四輪駆動)
変速機…5速オートマチック
最高速度…180キロ(毎時)
製造期間…2014年~2019年(全期を含めると2006年~2021年)
『備考』
・純正ルーフレール装備
・無線通信アンテナがアマチュア無線型とドルフィンアンテナ型を両方装備
・牽引用マウント装備
・ボンネットプロテクター装備
・JAOS社製スキッドプレート装備
・JAOS社製フロントスキッドバー 装備
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