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これが、俺と蒼夜君との出会いだった。
あの後、偶然にも首都ツヴァイで再開して。
一緒に狩りに行き、俺が平和でタゲを外した所を蒼夜くんが剣で切りつけると言う作業をして。
集めた素材は蒼夜くんが、荷物持ちの役目を買って出てくれた。
俺は普段の倍以上の素材にウハウハで、蒼夜くんはスキルポイントが一気に溜まったことで双方大喜び。
分け前は、蒼夜君7で俺は3。
既に家持ちの俺には、金は要らないが蒼夜君には必要だろう。戦士系なら尚更だ。
代わりに、素材を少し多めに貰ったが。それくらいは良いだろう?
武器防具を揃えて、所持金が殆ど無かった蒼夜くんは、USO内での初めての大金に目を丸くしていたが。
「蒼夜君。時間はある?」
「はい、空いてますよ。」
「なら、今から俺の家に来るかい?」
「USO内の家ですよね?」
「そそ。」
「ぜひ見てみたいです!」
「なら、ちょっとゲートを出すけど。俺の後に入ってくると良いよ。」
「は~い。」
俺は、腰袋からゲートのスクロールを出すと使用する。
★転移門(ゲート):魔法スキル★
*帰還(リコール)が単体での転移魔法に対して、転移門(ゲート)の魔法は複数人数での移動の際に用いられることが多い。
目の前に赤い色の光で出来た、ドアみたいな物が出現する。
俺は、その光のドアを開けて中に入っていく。
続いて、蒼夜君も入ってくる。
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