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USO 4ステージ 意地悪?
蒼夜達を部屋に案内して、ドアの横のベルを押す。
イクルは一番奥のソファーに腰掛ける。
「空いてる所に座ってね。」
イクルに言われて、カナタとシャナは左側の3人掛けのソファーに腰掛け。
桂と沙耶は右側の3人掛けのソファーに座る。
蒼夜は、イクルの正面の1人掛けのソファーに腰を下ろした。
蒼夜以外の4人は、席に座るも。視線は部屋の中をキョロキョロと彷徨わせ、忙しなく動き回っている。
「いいなぁ~。マイハウス。」
「うんうん。いつかは持ちたいよね。」
「ですねぇ。」
カナタ、シャナ、桂が言葉を漏らす。
「でも、このタイプの家って売ってたっけ?この間、権利書の販売所に行ったけど。こんな、でかいタイプのハウスって無かったような?。」
どうやら、カナタはマイハウスの値段を見に行った事があるようだ。
首都には、ハウス販売所が在り。そこで、権利書を購入すれば、後は建築可能な空き地を見つけて、ハウスの権利書を使えば、家の土台が出来上がる。
出来上がった、家の基礎を。自由にカスタマイズで床や壁、屋根等を足していけば。即席で家は完成する。
こだわりが在る人は、ココからは有料に為るが。
特殊なデザインのタイルや壁などの、カスタマイズが出来る。
それでも、もっと特殊なデザインが欲しいと言う人は。
建築のスキル持ちの人に頼んで、自分の好きなデザインの床や壁を作る事ができる。
当然、この時に、頼んだ建築スキル所持者に報酬として、お金を払うのだが。
報酬金額以外にも、制作する家の材料費なども用意しないとならない。
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