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「ジョブスキルの事では無いですよね?」
蒼夜がイクルに聞き返すと。
イクルは苦笑しながら、答えてくれた。
「USOには、ジョブスキルは職業的な意味合いが在るのは判るよね?」
イクルの言葉に、5人は頷く。
「このジョブスキル意外にも、ウェポンスキルと言うのが有ってね。有り体に言えば、必殺技みたないなモノさ。」
「マジで!?」
カナタが驚きながらイクルに聞き返す。
「ん、ちょっと待ってて。」
そう言って、イクルがステータスウィンドウを開いて、フレンドにメールを送る。
【ガイ。インしてるなら、至急俺のハウスまで来るように。すぐに来ないと、分かってるよね?】
こう書いて、ガイと言う人物にメールを送る。
10秒後。ガイから返事が帰ってきた。
【いま、勢力戦中。終わったら、すぐに向かう。】
ガイからのメールを見て、イクルは再び5人の方に向かう。
「まぁ、俺は。戦士系のスキルは取得してないから。詳しくは話せないけど。もう少ししたら、そっち方面の人が来るから。詳しく聞くと良いよ。」
「もしかして、今のメールって。」
「うん。フレンドへメールを出したのさ。」
蒼夜の問にイクルが答える。
「あう、なんか。わざわざスイマセン・・・・」
「いえいえ。礼を言うなら。教えてくれる奴に言ってあげて。それと、桂さん。」
「はい?」
「良ければ。桂さんにも、何かとレクチャーできる人を紹介できるけど。どうする?」
「えっと、その人に御迷惑でなければ、お願いしたいのですが。」
遠慮気味にイクルに言う桂。
「ん。」
それだけ言うと、再びステータスウィンドウを開いてメールを書き出す。
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