USO 5ステージ   ギルド設立

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  「ギルドをつくるも何も。俺達はハウスを持っていませんよ。」 そう、ギルドを作るには。最低条件として、どんなに小さくても良いので。ハウスを所持しているのが絶対条件。 今現在のキャッスルタイプを所持しているギルドも、元は小さなハウスを購入し。 そこから、全員で資金を投資収集して、キャッスルタイプのハウスを購入しているのだ。 「だろうねぇ~。おっと、別に馬鹿にしている訳ではないよ。 USO歴が浅いのにハウスを所持していたら、逆にビックリだかね。」 心の中で、1ヶ月でキャッスルタイプを購入したアンタはどうなんだ!と。 盛大に突っ込みを入れたのは、蒼夜だけではないと思う。 「そこで、質問なんだけど。蒼夜君達はギルドを作る気はない?有る?」 蒼夜は、沙耶、カナタ、シャナ、桂の顔を順に見る。 「俺は、作ってみたい。」 カナタ。 「アタシも・・・・」 沙耶。 「私も。」 シャナ。 「同じく。」 桂。 「俺の推測だけど。君たちは、同級生。 もしくは、他のオンゲー仲間だと思うんだけど。」 イクルの言葉に、5人の表情が驚きに変わる。 「なんで、そう思うのですか?」 「ん~。ドレイク相手の戦い方が、連携が取れ過ぎてるんだよね。 余程、相手を信じてるか、付き合いが長いかのドッチかだ。 そういう、戦い方だった。」 「同級生です。」 「うん。で、答えは?」 「資金が集まれば、作るつもりでいます。」 「OK。で、ここからが、本題だ。」 そう言って、コーヒーを口に運び、喉に流し込み。話を切り出すイクル。 「ギルドハウスとして、此処を拠点にする気はない?」 「はい?!」 言った後に、【しまった】と言う顔をする蒼夜だが。 「大丈夫、今のはノーカンにして置く。」 「言ってる、意味が分かりません。」 蒼夜の言葉に、イクルが話を続ける。
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