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カオル「……まだ四時か
また寝よう」
俺が、今日もかわらず元気に引きこもりをしていた
とはいっても時たま仕事しに出ていくけどな
ピンポーン
ピピピピピピンポーン
ドンドンッ
「あれー?今日はいるはずなんだけどな
クンクン、うん、薫の匂いがする
かおるーーー!!」
ガチャっ
「あー、やっぱり居た!!
三日ぶりの薫だぁ!!hshs」
諦めて扉を開ければ抱きつこうとして壁にぶちあたった
「キモイ触るな近寄るな息するな」
俺が布団に潜りこんでいることを良いことに
俺の上に抱きつき匂いをかぐコイツは一応幼なじみ
「えぇー、だって最近薫と会えてなかったから薫不足なんだ!!薫学校来ないしー」
コイツは、所謂主人公という奴らしい
それでも昔から何故かまとわりつく女より俺と居たがる
というか、俺のことになると少しおかしくなる
そのせいで、何度女達のトラブルに巻き込まれたかわからん
関わりたくもないのに何度家の鍵を変えても
家をかえてもコイツは俺までたどり着き鍵を作る
「ねぇー、薫ー!
今日泊まっていい?」
コイツのこの顔に負けるやつはどれくらいいるんだろ
俺にはキモイとしか言えねぇ
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