第1章

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今の声は一体何Hzだよ、おい。 そう思ってるうちに緑野は様々な罵声を浴びせられながらも席に向かって来た。 すげぇな、罵声をまるで聞こえないかのようにモッサモサのヅラの下の口元がニッコニコだ。 てか今どきそんなぐるぐる眼鏡どこで売ってた。ドンキ?敢えてのネタ?いや、オシャレか。オシャレなのか…… いやー、オシャレに疎い俺には分かんねーわ。最近はそんなんが流行ってんのか?それともコイツなりのオシャレ? 「お前が隣の席のやつか!俺は緑野光(ミドリノ ヒカル)!!お前は何て名前だ?」 そして冒頭に至る。
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