×××集う×××

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日本全国の生活の基盤になっているのがマザーブレーン。マザーブレーンは電力配給、食料、飲料水の生産、地球の核(コア)から星のエネルギーを吸い取り、それを人々の様々な暮らしに役立てている。マザーブレーンの名前の由来は恐らくマザー(母)からきているのだろう。しかし、絶対性交が始まった今、マザーブレーンの電脳アクセス(情報)は脅威。 皮肉で残酷だが、我々人間はマザーブレーンにおもりをされる赤子に等しい。 「いくぞ」 「はいはい!わかりましたよ!おっさん、頑張っからな」 幼子が進の方に寄る。 「ハゲ」 進は微笑んだ。本当なら人の身体的特徴をバカにするのはよくない。しかし、幼子を見ていると娘の小さな頃を思い出す。娘を持つ父親である進には幼子が可愛く見えた。 「おっさんの個性はこのハゲ頭さ」 そうして幼子の頭を撫でた。幼子の母親は子供の無礼を謝罪し、子供を叱る。だが、進はこれっぽっちも気にしていないため。 「ハッキリ自分の気持ちを言える純粋な子だな」 と、褒める。進は子供が好きなおっさん。別に児童が好みとかそんな趣味ではない。娘を持つ父は子供に甘いのかもしれない。 ×××××
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