10556人が本棚に入れています
本棚に追加
/741ページ
離れてた分だけ
ーーー愛して欲しい
あたしが言葉を放った瞬間…
「っ…ひゃ…」
三神蒼志はあたしを
ヒョイっと抱き上げて…
お姫様抱っこ…
三神蒼志の肩に手を回し
彼の顔を見つめると
困ったように微笑んで…
「やっぱり俺はトワには敵わない…」
そう囁いて
あたしの頬に口付けて
寝室の方へと歩き出した。
・
最初のコメントを投稿しよう!