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か、可愛い…。
きっと涙も流れてるし
化粧もしたままだし
凄く酷い顔をしてるのに…
ただでさえ心臓が
速さを増してるのに
とても愛おしそうに
そんな事を囁く彼は…
ーーーズルい
力の入らない
あたしの左手を持ち上げて
指輪のある薬指に
彼は優しく口付ける…
その指に彼の指が
優しく絡まって
三神蒼志は啄むように
唇へと口付けて…
「…もう途中で
止まれないから覚悟して」
彼が囁いた刹那…
あたしの身体の中枢に
ゆっくりと重なる
ーーー熱い愛欲
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