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「…トワ……」
彼は本当にあたしの名前を囁いて…
耳に首筋に…
啄むように口付けながら
ーーー彼は身体を揺らす
「…っ…あっ…ぁ…っっ」
彼の低い声と動きで
あたしの身体は言葉通りに
収縮を繰り返して…
あたしの弱い場所を
既に知り尽くしている彼は
溢れる身体を抱き締める…
深く重なる度に
彼の熱を締め付けてしまう
「…っ……」
「っ…蒼ちゃ……」
あたしが首に腕を回して
口付けを恋うと
その唇を与えてくれる…
強いけど痛くない
あたしを思い遣る抱き方…
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